2011年10月31日 (月)

閉鎖のお知らせ10/31

 【 植木鉢に植えてあったトリカブトが、綺麗に咲きました。 】2

 暦も明日から11月で、いよいよ秋も深まっていきます。北米では季節外れの雪に見舞われて、その影響で日本は暖かい日が続いているとか…。やがて福井は、山から冬が下りて来ます。寒い季節も、引き続いてフィールドに立たれる方々もおられるかと思います。このブログに訪問されている皆様には、風邪など引かないようご養生願いたいと思います。

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 私事ですが、今母親の介護の負担が大きくなっています。平成13年暮れに亡くなった父親の介護は、13年間も続きました。ベッドへの移動の際の介助で、何度も 『 大腰 』 を患いました。夜も3時間おきに起きて、排尿の始末をしていました。毎日続いた冬の入浴は、もう限界に近い状態でした。その家庭介護の苦労が、今また始まろうとしています。私自身も関節の病気が進行中で、その治療の余裕すらない有様です。

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 今年に入ってブログの閉鎖を何度も考えて、気持ちは毎日のように揺れ動いていました。福井の九頭龍川の良さを、特に県外の方々にご紹介したいと始めたブログでした。でもその理想とは反対に、行き過ぎた記述で不快な思いを皆様に与えてしまったことも事実です。しばらく様子を見て、適当な時期にこのブログを閉じる決心をしました。

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 いままで過大なご支援をいただいた読者の方々には、厚くお礼申し上げます。仕事や家庭介護から出るストレスは、それを発散させることがこれからも必要かと思います。心身の健康を維持する程度の釣りは、これからも続けていきたいと思っています。山や川で私の姿を見かけましたら、お声をかけていただけることを期待しています。

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2011年10月25日 (火)

柿酒作り10/25

 【 今年も柿酒を仕込んだ、去年のがあるので1瓶だけ…。 】Photo

 今年も 『 柿酒 』 を作ってみました。使う柿は無農薬なので、皮やへたも付けたまま1個まるごと焼酎に浸けます。焼酎は果実酒用のものより、普通の焼酎の方がリッチな味がして良いのですが…。それがマーケットに売っていました、ブランディーで果実酒用にも使えるとの表示でした。写真でご覧のように、すでに濃い茶色でブランディーの色をしています。どんな味になるか、3か月後が楽しみです。柿酒は柿とお酒だけで作ります、他の甘味料等は一切入れません。それでもほのかな甘みがあって、私は最高のお酒だと思っています。

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2011年10月22日 (土)

秋の山道へ10/22

 【 ブナの木が立ち並ぶ山道を歩いてみた、紅葉には早い。】4

 天気予報では雨が降るようなことを言っていたが、福井市内は時々陽も差して暖かい一日となった。気温は25度Cを越えているようで、汗ばむ陽気です。午前中で雑用が終わったので、午後から近郊の山へ出かけてみた。着替えの服は、真夏と同じ軽装です。でも山歩きなので、本格的な登山靴を用意した。クマよけの鈴と熊蜂対策は忘れない…。秋の山は、危険が一杯です。 

 【 綺麗に整備されている山道、森林浴を満喫しながら…。 】7

 秋もブナの森が一番良い!ブナの森は一番原始的な森で、森林浴としては最高です。車で約1時間走って、そこから登山道へと進む。最初は杉林ですが、直ぐ大きなブナの木が連なっている。地元の行政が整備した登山道は、とても歩きやすい。道の両脇の木々には、名札が付けられていた。ほとんど名前は知っている木ですが、ときどき初めて目にする名前もあった。余程の専門的な知識を持った方が、名札を付けられたのでしょう。

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 ブナの倒木には、ニガリクリタケがたくさん出ていた。毒性が強いキノコで、ナメコと共生しているので注意が要る。ほかにもベニタケなどがあって、私はただ見るだけです。キノコは99%大丈夫でも、口にしないと決めています。100%の信頼性が無い限り、野生のキノコは食べるべきではない。ブナは山の木々の中では優勢種だというが、それにしてもこれほど大きなブナの森がこんな近くにあるのには感心する。紅葉にはまだ早く、青い葉を茂らせていた。

 【 直ぐブナ林が現れる、太く大きな木々が空を覆っている。】5

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 高度を上げていくと、やがてブナよりもコナラが増えてきた。普通は逆だったような気がするのですが、コナラの立ち枯れの木にはナメコが出ていた。ナメコはブナに出るのが一番美味しいと思っている。でも広葉樹だったら、どんな枯れ木にも出ます。コナラだけでなく、栃の木、白樺などにも出ます。やがて尾根筋に出て、平坦な道が続いている。ここまでほとんど汗もかかず、とても快適な歩行が続いた。

 【 ブナ林にあるキノコ、毒キノコもあって賑やかです。  】10

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 尾根筋は風通しが良いせいか、あちこちにナメコが出ていた。後1週間もすると、もっとたくさんのナメコが出ることでしょう。最高峰らしきところに、標識があった。でも上部が壊れていて、文字は読めなかった。ブナの木も、ここで終わっているようです。この先は下り道で、杉林が続いていた。ここまで約1時間です。私の山道での1時間は、約2Km ( 半里 ) です。今日はここでUターンです。

 【 登山道の脇にある木々には、名札があって勉強になる。】13

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 帰り道も、両脇の枯れ木を捜しながら下って行く。登るときには気づかなかった場所で、たくさんのナメコを見つけることもある。まだ、山は本格的なキノコシーズンではないような気がする。2時間ほどの山歩きでしたが、身も心も十分リフレッシュできた。相変わらず気温が高かったが、車に乗ってから雨が降って来た。明日からは、秋らしい寒さが戻って来る予報です。

 【 2時間ほどの山歩きですが、心のリフレッシュはできた。】17

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2011年10月16日 (日)

鮎の甘露煮作り10/16

 【 ① 解凍した100匹余りの鮎は、塩でもんでヌメリを摂る。】1

 禁漁に入った秋の夜長の時間は、私にとっては釣った魚の調理の時間です。昨日は 『 岩魚の甘露煮作り 』 。以前のブログ記事に、その作り方を紹介しています。今日は 『 鮎の甘露煮作り 』 です。昨年釣った小型の鮎が、まだ冷凍庫に残っていました。その数、約100匹余り。その鮎を甘露煮にして、冬の保存食にします。一応ハラワタは取り除いて、身の部分だけで作りました。水あめは固くなるのですが、今回は入れてみました。結構時間もかかったのですが、仕掛け作りと同じ竿を持たない時期の私の仕事です。

 【 ② 去年釣った鮎でなので、念のためハラワタは取る。 】2

 【 ③ 煮崩れしないために、素焼きにして皮を固くしておく。 】3

 【 ④ 焼き上がった100匹余りの鮎、香ばしい匂いがする。】4

 【 ⑤ なべ底にショウガを敷き詰めて、綺麗に鮎を並べる。 】5

 【 ⑥ 魚の臭みを取るために、番茶を入れて煮詰める。 】6

 【 ⑦ 1時間半ほど煮詰めて、醤油や砂糖などで味付け。 】7

 【 ⑧ 味がしみ渡るまで煮詰めていく、約1時間半ほど…。 】8

 【 ⑨ 表面が飴色になって 『 鮎の甘露煮 』 の出来上がり。】9

 【 ⑩ 密閉パックして冷凍庫で保存、これで長期保存可能。】10

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2011年10月10日 (月)

やっぱり吉波で10/10

 【 今年最後の友釣り、私の好きな吉波の瀬へ行ってきた。 】1

 今年最後の鮎釣りに出かけてきました。松岡の末永オトリ店に電話をすると、まだオトリ鮎は置いてあるとのこと。鮎が居なくなるまで置いておくと、以前言っていたのを覚えていたからでした。小型ですが、まだ友釣りで釣れているとのことです。でも私が今日向かうのは、鳴鹿大堤上流の吉波の瀬です。何時の頃からか、鮎の友釣りは 『 吉波で始めて、吉波で終える 』 と決めていました。

 【 吉波にいた鮎師、写真は順に友釣り、コロ釣り、網打ち。】3

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 穏やかな秋の一日となった今日は、吹く風も暖かく過ごしやすい日です。昨日見た九頭龍川は、減水していました。好きなポイントへの竿出しが可能で、納竿の日としては最高の水況です。末永オトリ店で少し雑談をして、吉波の左岸に着いたのは午後1時ごろでした。岐阜ナンバーの先客がいて、ちょうど友釣りの準備をしているところでした。コロ釣りでオトリ鮎を確保して、今から友釣りに変身です。

 【 真新しい喰跡はあって、まだ鳴鹿大堤上流に鮎はいる。】6

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 吉波の瀬の左岸側はコロ釣りで場荒れしているので、私は直ぐ右岸に渡っての竿出しです。ずっと下流ではコロ釣りと網打ちの人がいますが、上流側には誰もいません。今日の右岸側は、私一人の貸切となった。盛期の鮎釣りでやっているのと同じ釣り方で、吉波の瀬を釣り下る。野鮎の追いは無くても、4号の錘を付けての引き釣りをしていく。吉波の瀬では、この釣り方でいままでたくさんの鮎を掛けてきた。

 【 釣れた鮎はやせていた、もう縄張りを持つ鮎は少ない。 】2

 瀬尻まで釣り下るとこの先ザラ瀬が続くのですが、ここはコロ釣りでたたかれているので釣りは一時停止。オトリ鮎は引き船に仕舞って、ずっと上流の栃原のトロ場へ移動する。いつもは背丈以上の深さがあるのですが、今日は私の胸までの深さです。流芯を探りながら釣り下って、途中で左岸に戻る。今度は左岸を釣り下っていく。今日は根掛かりもなく、コロ針は川には残っていないようです。先日の大洪水で、川は綺麗になったような気がします。

 【 心残りのする約4か月の鮎釣りでした、続きは来年…。 】8

 さぎりも流されるほどの洪水だったので、川底にあったゴミも一掃されたみたいです。水位が低いのも幸いして、底石に掛かった根掛かりも直ぐ外すことができる。大きなトラブルもなく、もとの駐車前に戻ってきた。時間は午後3時半ですが、すんなりと竿を畳むことができた。約4か月の鮎釣りでしたが、今年は例年になく心残りがする鮎釣りでした。後半はビッグワンを狙って必死になることもあったのですが、終わってみれば盛り上がりに欠けるシーズンでした。

 【 飯島も今年は数回訪れた、いつも釣り人は少なかった。】9

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 野鮎の喰跡は、右岸側には結構あった。型も大きいのが見られて、推定で25cmほどのものもあった。鳴鹿大堤上流には、鮎は下らずにまだ残っているようです。でも縄張りを持つ鮎は少なく、友釣りは終わりを迎えています。これからはコロ釣りや網漁が有効だと思われます。夕方のテレビニュースでは、網漁の男性が流されて水死したことが報道されていた。鳴鹿大堤下流の北野付近で、福松大橋のサギリ辺りでの事故だったようです。

 【 一番瀬の瀬尻で竿を出す釣り人、寂しさが漂っている。 】10

 悔いが残るとシーズンだったと言っても、私も無事に終えたことに感謝しなくてはいけない。必要な数の鮎も確保できたし、毎年送っている所への発送も済ませた。考えてみれば、これ以上望む必要は何もないはずです。引き船に入っていた鮎はすべて流れに放した、一列になって九頭龍の流れに消えて行った。帰りに寄った飯島は、まだオトリ屋のテントがあった。水面に出ているサギリの縄が、流れに規則正しい音をたてていた。一番瀬の瀬尻には、釣り人が一人立ち込んでいた。穏やかな陽気とは反対に、何時になく淋しい納竿です。

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2011年10月 9日 (日)

赤兎山登山10/9

 【 滝波川源流部にある、標高1629mの赤兎山へ…。 】16

 標高1,629mの赤兎山 ( あかうさぎやま ) は、今年の7月に渓流釣りで訪れていた滝波川の源流・石川県境にある山です。小原林道の終点からは、約1時間半ほどで登れる気楽な山です。白山の眺望が良い山で、山頂はなだらかな高原状になっていてちょっとした高山気分を味わえるので人気があります。快晴の今日は気温も高めで、絶好の登山日和となりました。

【 白山の展望が良い山として有名、白山全体が見える。】3

 【 晴天に恵まれて最高の登山日和、駐車場は満杯に。 】9

 【 小原林道の行き止まりにある登山口、小原峠へと続く。】8

 家を出たのは遅くなってしまって、小原林道の終点には午前11時過ぎに着いた。林道の入り口の検問所でも、今日は車で一杯で駐車できないかも知れないと言われていた。実際に着いてみると駐車場は満杯で、林道の脇にも車がはみ出していた。相当な数の登山者が、この赤兎山に押しかけて来たようです。一度Uターンして、少し広くなった林道わきに駐車した。今日は私の足腰の点検も兼ねた登山なので、他の登山者に迷惑にならないように気を付けたい。

【 山道が歩けるかどうか心配したが、足腰は大丈夫です。】11

 【 緑のトンネルのような登山道、山は空気がおいしい。 】15

 【 以前来た時は細かったブナの木も、随分と太くなった。】10

 前回来たときは1月の積雪期でした、長い距離を歩いたことを思い出します。でも今日は最短時間で行けそうです。時間は午前11時半、小原峠までは約40分の道程です。緑のトンネルを登って行くと、脇で渓流の流れる音が聞こえる。ワサビが一杯あって、この小原地区はワサビの栽培も盛んです。細かったブナの木は、どれも太く成長していた。大勢の登山者は、登って行った後のようです。

 【 約40分で小原峠に着く、白山禅定道はここから下る。】7

 【 更に急な山道を登ると、経ヶ岳へ続く大船分岐に着く。】6

 【 ブナ林の尾根を登ると、ダケカンバが見えて来る。 】14

 心配した足腰ですが、意外とシャキッとしていた。でも帰ってから痙攣が起きるかも知れないので、足にはあまり無理な力を掛けずに登って行く。予定通りの時間に、小原峠に着いた。このまま真っ直ぐに下って行くと、西俣川沿いに一ノ瀬方面に出ることになる。昔の福井県側の白山禅定道は、その道を通って行くことになります。少し休憩してから、右側の道を進んだ。反対側の左側の道は、大長山へと続きます。

 【 後ろを振り返ると大長山が見える、白山の好展望台。】5

 【 頂上は大勢の人で賑わっていた、意外と狭い山頂。 】4

 【 頂上からは白山が良く見える、崩壊が激しい山です。】1

 道は少し急になって、尾根筋を登って行く。ダケカンバが見えだしたころ、大船分岐に来た。この道は、大船山から経ヶ岳へと続いています。利用者が少ないので、かなり荒れているようです。やがて視界が開けてきて、丸い形状の 『 赤兎山の山頂 』 に到着した。山頂は少し狭いので、登山者達はこの先の山小屋の方へ散らばっています。私も写真を撮って直ぐ、小さく見える避難小屋を目指した。約15分ほどの距離ですが、ちょっとした高山気分を味わえる道です。

 【 避難小屋までの道は、ちょっとした高山気分を満喫。 】12

 【 小屋の手前には、赤池という池塘が広がっている。 】13

【 小屋から見る白山、崩落を防ぐ堰堤工事の真っ最中。】2

 避難小屋は意外と広く、中でたき火や自炊もできます。トイレもあって、とても立派な小屋です。ここからは別山や、三ノ峰などが良く見えます。それにしても三大名山と言われる 『 白山 』 ですが、崩落が激しく地肌がむき出しになっています。火山なので仕方のないことですが、緑が少なくなっているのがさみしく思えます。林道の閉鎖は午後5時となっているので、私はゆっくり休むことなく直ぐ下山にとりかかる。

【 白山のとなりにある別山、白山噴火の最に隆起した山。】16_2

 避難小屋から戻るとき山頂の手前で、定年退職していた職場の先輩に出会った。近況を話しながら、しばらく談笑していた。帰りは下り道で、膝に負担のかかる歩きが強いられる。十分注意しながら、ゆっくりと下って行く。途中休憩なしで、無事車まで戻った。今日は気候的にも、申し分のない山登りだった。汗もかかない、快適な登山です。紅葉にはまだ早かったが、山頂は秋の気配で一杯だった。

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2011年10月 2日 (日)

アケビは不作!10/2

 【 もう10月なのにアケビは少ない、青いままの物もある。】1

 近くの山へ、アケビ採りに出かけた。お昼過ぎに家を出たのですが、急に空が暗くなって冷たい雨がざっーと降って来た。これから向かう山の方も、真っ暗になっていた。山に着くまでには雨は止むだろうと思って、そのまま山へと車を走らせた。幸い山に着いたときには、雨は小降りになっていた。山は誰もいなくて、静かだった。杉林を歩いて渓流に出ると、アケビの蔓にはまったく実がなっていない!

 【 入山した谷、熊の出没は少ないが山の実も少ない。 】4

 開けたところにあるアケビの蔓には、青いアケビがぱらぱらと生っているだけです。よ~く見ると、はじけたアケビも少し見えます。大事に収穫していくが、これほど少ない年は初めてです。 『 今年はアケビは不作の年だ! 』 、そう言えば私の庭のアケビも実が生らなかった。春はたくさん花を咲かせていたので、秋が楽しみでした。それが一向に実が生らず、疑問に思っていた。天候が良くなかったのでしょう。

 【 渓流は渇水気味、渓流沿いにはアケビはまったく無い。】5

 やはり今年の福井の自然は、厳しいものだったと言うことなのでしょうか…?冬の大雪で、6月まで山には残雪があった。その後、記録的な猛暑が続いた。いつも収穫するアケビの蔓は、支えている木と一緒に枯れていた。渓流に覆い被さるように立っていたのですが、それが立ち枯れのようになっていた。木々を枯らすほどの猛暑が、この山でも続いていたのでしょう。

 【 いつも沢山収穫するのですが、今日は2パックのみ。 】2

 九頭龍川の鮎も、今年は近年にないくらいの不漁でした。私は、 『 鮎は良質の石垢で育つ 』 と思っています。鮎の進化の過程をみると、石垢を食べられなければワカサギと同じ大きさにしか育たないと思っています。今年の九頭龍川の鮎は生育が遅く、8月に入ってもびっくりするほど小さい鮎が釣れた。そんな鮎は、良質な石垢を食べられなかった鮎なのだと思う。

 【 帰り道で土なめこを見つけた、きのこ狩りの季節です!】3

  『 不作のアケビ 』 と、九頭龍川の鮎が大きく育たなかったこととは、どこかでつながっているのでしょう。ただ、人間がそれを理解できないでいるだけなのかも知れません。地球規模で、自然が大きく変貌しようとしている。今までの自然の営みが崩れ、新たな自然の姿へと変わろうとしている。今年の渓流釣りや九頭龍川での鮎釣りから、私たち人間が認知しないところで 『 今までの自然の営みが壊れかかっている 』 ことを感じた。

 【 秋の夕暮れは神秘的です、昨日は太陽柱が見えた。 】6

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2011年10月 1日 (土)

寒風の中で鮎釣り10/1

 【 気温は19度、寒い北風が吹いた九頭龍川は閑散と… 】3

 九頭龍川は水位が下がって、今日は平水よりわずかに高い程度です。目測ですが10cm高でしょうか、濁りは薄く岸辺では水中の石が良く見えます。石には野鮎の喰跡が所々にあって、まだ鮎が残っているようです。曇り時々晴れの今日は鮎釣り日和ですが、冷たい北風が強く吹いています。コロ釣りには難儀しそうですが、友釣りはなんとかできそうです。鳴鹿大堤上流で、午後から竿を出してみました。

 【 平水に近い九頭龍川、飯島は一番瀬の尻に数人の人。】3_2

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 オトリ鮎が販売されているかどうか解らなかったので、松岡の 『 末永オトリ店 』 で購入した。8月に一度ここを訪れていたのですが、店の方は私のことをまだ覚えていた。天然のメス鮎が良いでしょうと、綺麗なオトリ鮎を分けてくれた。店の方も、鳴鹿大堤上流のことは解らないと言っていた。飯島に着くと、堰堤の上下には誰もいない。一番瀬の瀬尻に、3人ほどの姿が見える。飯島橋の上流には車は2台ほどあるが、釣り人の姿は皆無です。

 【 和歌山から来られた2人の釣人、寒~いと言っていた。 】6

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 いつもの駐車スペースに着くと、和歌山ナンバーの車が一台止まっていた。2人の釣り人が、車の横で食事を始めるところだった。先ほどまで上流で竿を出していて、今ここに移動してきたと言っていた。私も早々に身支度をして、川に入った。ウエットスーツに身を包んでいても、足元から冷気が伝わってくる。川の水も冷たいが、吹いている北風もとても冷たく感じる。竿は9mは無理なので、8.5m竿にした。

 【 岸辺にある野鮎の喰跡、流芯の石は薄濁りで見えない。】10

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 目の前の瀬を釣り下ったが、岸辺には野鮎の喰跡がある。心配した 『 白川状態 』 は、脱したようです。野鮎も流されず残っているようで、この分だとあとしばらくは友釣りができそうだ。やがて私の仕掛けに野鮎がアタックしてきたが、引きが弱々しくて洪水のダメージが残っているかのようです。20cmほどのメス鮎で、痩せているが綺麗な鮎です。オトリ鮎を引き戻そうとしたとき、2匹目が掛かった。

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 漁協の人が巡回にやって来た。釣り人がほとんどいないのに、巡回に来る意図が良くわからない。上流で釣っている2人のそばに移動して、私も竿を並べてみた。ここでも2匹掛けてそれっきりです。岸辺から竿一本分の所で、コロ釣りの仕掛けを回収した。増水中に、岸辺からコロを打った様子がうかがい知れる。何とか流芯に竿を出そうとするが、少し水位が高いのと水に浸かった身体がとても寒い。時々陽も差すのですが、濡れた手足が凍えるようです。

【 釣れた鮎はかなり痩せていた、まだ落ちる鮎ではない。 】1

 午後4時前には、私たち3人とも陸に上がった。着替えも済んでから、3人で雑談に花を咲かせた。3人とももう少し鮎釣りをしていたかったのですが、この寒さでは諦めざるを得ません。それがために、余計に 『 話が弾む 』 こととなった次第です。和歌山の河川は、先日の台風15号で壊滅的な打撃を受けたと言っていた。この時期に和歌山から遠征してくるからには、それなりの理由があるからとは推測していた…。

 【 寒くて早目の納竿、まだ友釣りは出来るが数は出ない。 】9

 今年の九頭龍は良くなかったことを伝えると、彼らもそうした情報は知っていた。今度の洪水後の状況も、ある程度は解っている様子でした。1時間ほど話してから、寒~いね、と言いながら別れた。10月に友釣りをするのは、本当に久しぶりの私でした。気温が上がれば、まだ友釣りができると思われます。今日は釣っているときに、 『 自分の友釣りの終わりは何時にしようか…? 』 と何度も考えていた。帰りの車の中でも、その結論は出なかった。

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2011年9月24日 (土)

ハヤで納竿9/24

 【 渓流釣りの最後は、ルアー(スピナー)でハヤを釣る。 】1

 九頭龍川の本流は、まだ鮎釣りができる水況ではない。それで今日は、今年最後の渓流釣りに出かけた。九頭龍川の支流ですが、ほぼ平水で濁りも無くなっていた。支流の入り口には、大きな砂防堰堤がある。九頭龍川の本流からは直結していて、遡上する魚の魚止めとなっている。土地の人達は、ここでは櫻鱒の姿を目撃したことを話してくれた。砂防堰堤ができる以前から、ここには魚止めの滝があった。

 【 以前は櫻鱒の姿も目撃された、砂防堰堤下のプール。 】2

 午後遅く、ここにやって来た。スピナーで、大物を狙うつもりです。2度根掛かりで、スピナーを無くした。大きな倒木が、水中にあるみたいです。それを避けるようにスピナーを引いていると、ルアーを追って来る黒い魚影が見えた。小型ですが、魚の反応があっただけでもワクワクする。その魚を掛けることに集中して、今度は釣る態勢でルアーを引く。また黒い魚影が見えた。ロッドをすばやく上に立てて合わせると、その魚がルアーにのった。

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  『 ウォー 』 という歓声が、身体の中で沸き起こる。小型ですが、しっかりと針掛かりしていた。でもその魚はトラウトではなく、外道の 『 ハヤ 』 でした。うれしさ半分がっかり半分とは、こんなことを言うのでしょう。しかも、針は外から下あごに刺さっていた。擦れで掛かったもので、もうこれはまぐれ以外の何物でもない!でも何故か、トラウトでなくて良かったような気もした。この時期のトラウトは、保護しなければいけないからです。

【 秋は山から下りて来ると言う、夕暮れの谿に秋が漂う。 】

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 このハヤは、私の 『 テンカラ釣り 』 の格好の稽古相手でした。仕事が終わってから、近くの渓流へ出かけてテンカラの練習…。その時の魚が、このハヤでした。時には尺近くある大物も掛かって、当時の私には貴重な練習魚でした。幼いころの魚捕りでは、このハヤが手網に入ると喜びが倍増したものです。釣ったハヤを見ていると、いろんな思い出がこみ上げてきた。谷間の夕暮れは早い。 『 これで渓流釣りは納竿に… 』 と、気持ちの整理は意外と簡単にできた。

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2011年9月23日 (金)

お彼岸の九頭龍9/23

 【 台風が去ったお彼岸、九頭龍川は川幅一杯の流れ。 】1

 台風15号が去ったお彼岸の今日は、やっと晴れ間も出ました。たくさんの雨が降って、九頭龍川は大変な洪水でした。ピーク時には、浄法寺堰堤下左岸のブロックの上まで水位があったそうです。上流ばかりでなく下流のサギリの縄も、すべて流されてしまっただろうとのことです。鮎は落ちる前だったので、この増水で下った可能性が高いです。お彼岸ですが、堤の彼岸花は未だ開花していません。

 【 谷口ではブロックの上まで浸水、オトリ店は大丈夫。 】2

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 今日の九頭龍川の様子を見る限り、回復にはかなりの日数を要する状況です。まだ水位は1m以上もあって、濁りも薄茶色の泥濁りです。鮎釣りは石垢が付いてからなので、 『 鮎の友釣り 』 ができるには1週間ほどは必要かと思われます。多くの釣り人は、下流域でのコロ釣りへと転向するかも知れません。下流域に流れ下った産卵前の鮎たちは、しばらくはトロ場で群れています。

 【 飯島のオトリ店は、水に浸かった程度で助かった…。 】4

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 本流とは違って、渓流の方の回復は意外に早い。明日にでも、渓流釣りは可能でしょう。福井県内は9月末日まで渓流釣りが解禁で、10月になれば禁漁になります。産卵前の渓流魚ですから、いたずらに釣るのは差し控えたいです。今年の九頭龍川は、いろんな災害に見舞われた。冬の大雪に始まって、度重なる洪水の直撃を受けた。川底の石が動く洪水は、近年になかったことです。

 【 北島は川幅いっぱいに茶色の一本瀬ができていた。 】6

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 解禁の6月に入っても、山には大量の雪が残っていた。気温が高い日ほど、雪解けの冷たい水が本流に流れ込んでいた。鮎の主食となる石垢の生育や、鮎の生息に影響を及ぼしていた。大きなブロックや石が動くのは、洪水時の鮎の歩止まりを阻害していた。鳴鹿大堤が新しく建て替えられてからは、洪水時に堰堤上のプールは無くなって一本瀬になる。そのため、鮎はここに踏み留まれなくなってしまった。

 【 勝山の岩州のオトリ小屋は、高台にあって安全です。 】8

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 今年九頭龍鮎が受けた被害は、人的なものだけでなく自然からうけた被害も見逃せない。夏の川を独占する鮎は、種の生存競争には強いはずです。一時的な衰退があっても、九頭龍鮎は必ず復活してくることでしょう。漁協を始め様々な機関の人達の手で、鮎の生育にプラスとなるような援助の手を差し伸べるべきです。九頭龍川全体を、全国屈指の鮎の川に変える努力が求められます。

 【 稲刈りが終わった田が多いが、未だの稲は倒れた。 】10

 九頭龍川で鮎釣りをしたことがある方なら、九頭龍川は健全な流れであることを一番よく知っていることでしょう。後は、この九頭龍川で如何に鮎を育てていくかです。山間部に昔住んでいた人達は、九頭龍川の鮎が渓流の奥まで遡上していたことを話してくれます。鮎が遡上できる魚道を堰堤に付けると、昔のように九頭龍鮎の生息域は広がっていくことでしょう。 『 鮎の川 』 に向けて、少しずつ改善していくことが望まれます。

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